【3日で巡る】マルタ島完全ガイド|地中海6島制覇の夫婦が選ぶ「将来子連れで再訪したい島」

世界中の島を旅して、家族で59回の旅を重ねてきた我が家(59trips)。

その原点は、2016年のハネムーンで地中海6島を制覇した経験にあります。

カプリ、ランペドゥーザ、マルタ、マヨルカ、メノルカ、イビサ——世界最高峰の島々を見てきた私たちが、改めて「子連れで再訪するならどの島か」と問われたら、答えは決まっています。

マルタ島です。

英語が通じ、治安が良く、コンパクトで、海が美しい。地中海の島の中で、これだけ条件が揃っている島は他にありません。

この記事では、パレルモから飛び立ち、スリーマのAirbnbを拠点に3日間で巡ったマルタ島のリアルな体験記と、2026年最新のアクセス・予算情報をハイブリッドでお届けします。

※本記事は2016年のハネムーン体験をベースに、2026年現在の最新情報を補完して再構成しています。料金・運航情報は必ず公式サイトで最新版をご確認ください。


目次

マルタ島は「子連れで行ける地中海の島」第1候補である3つの理由

結論から言います。世界の島を旅してきた私たちが、6歳の息子ハルを連れて地中海に再訪するなら、最初の候補はマルタ島です。

理由は3つ。

#理由他の地中海の島との違い
1公用語に英語が含まれるカプリ・ランペドゥーザはイタリア語のみ、マヨルカ・メノルカはスペイン語が中心
2治安が安定している(EU加盟国)北アフリカからの距離はあるが、観光地は安全
3島が小さく移動効率が良い端から端まで車で1時間以内・3日でも十分巡れる

特に英語が通じるという点は、子連れ旅行では決定的です。

レストランでアレルギー対応を伝える、薬局で薬を買う、緊急時に病院で症状を説明する——これらが英語でできるのは、親の心理的負担を大きく下げます。


なぜパレルモから飛んだのか|2016年のハネムーン動線

私たちのマルタ訪問は、地中海6島制覇のハネムーンの一部でした。

ルートはこうです。

ローマ → カプリ → ナポリ → シチリア(パレルモ)
   ↓
   ランペドゥーザ島(イタリア最南端)
   ↓
   パレルモに戻る
   ↓
   ✈️ マルタ島(本記事)

パレルモからマルタへは、LCCで約1時間のフライト。

「ローマから直接マルタへ飛ぶ」のがメジャーですが、私たちはシチリア島を経由することで、ランペドゥーザ島まで足を伸ばす動線を組みました。

日本語情報がほぼゼロのランペドゥーザ島の体験記はこちらにまとめています。

👉 日本語情報ほぼなし|ランペドゥーザ島体験記

このパレルモ経由ルートは、「地中海最南端ライン(ランペドゥーザ+マルタ)」を一気に押さえられる効率的な動線として、今でも価値があります。


スリーマのAirbnb滞在記|家族で再訪するなら絶対ここ

マルタ3日間の拠点に選んだのは、首都ヴァレッタの対岸にあるスリーマ(Sliema)

宿泊スタイルはAirbnbを使ったコンドミニアム型でした。

なぜスリーマを選んだのか

評価軸スリーマヴァレッタセントジュリアンズ
移動効率
治安○(夜は賑やか)
レストラン数
海沿いの散歩
子連れ適性
物価△(観光地価格)

スリーマは、ヴァレッタへフェリーで10分、空港からもタクシーで30分以内。

しかも海沿いに遊歩道(プロムナード)が整備されており、夕方の散歩には最高のロケーションです。

Airbnb滞在のメリット(子連れ視点での再評価)

我が家のスタイルは「アクティブに動く旅はコンドミニアム派・のんびり旅はホテル派」。

マルタの3日間は移動の多い旅だったので、Airbnbのコンドミニアム型が正解でした。

将来ハルを連れて再訪するなら、絶対にAirbnb+スリーマ拠点を選びます。理由は明確です。

  • キッチンがあれば、現地スーパーで食材を買って簡単な朝食が作れる
  • 洗濯機があれば、夏の地中海でも荷物が最小限で済む
  • リビングがあれば、子供を寝かせた後に夫婦でゆっくり過ごせる
  • 部屋数があれば、3世代旅行(祖父母込み)にも対応できる

ホテルの2部屋を取るより、3LDKのAirbnbの方が安く、しかも快適です。


3日で巡った4エリア完全レビュー

実際の行程はこうでした。

Day 1|ヴァレッタ:オープントップバスで首都を一周

朝、スリーマからフェリーで対岸のヴァレッタへ。フェリーは約10分、所要時間も料金も気にならないレベルです。

ヴァレッタは1980年に世界遺産に登録された街全体が見どころ。

私たちが選んだのはオープントップバス(2階建ての観光バス)。これが3日で巡るマルタの最適解でした。

オープントップバスのメリット・デメリット

メリットデメリット
主要観光地を効率的に押さえられる夏は日差しが強烈
写真が撮りやすい(2階席)冬は風が冷たい
乗り降り自由(ホップオン・ホップオフ式)ガイド音声は英語中心
子連れでも安全に座っていられる雨天時は屋根なし席は使えない
1日券で全島の主要ルートをカバーチケット代はやや高め(€20-25目安)

ヴァレッタの聖ヨハネ大聖堂、上バラッカ庭園、要塞跡——船で湾内に入ってきたときの「要塞に囲まれた街」の絶景は、地中海6島の中でもベスト3に入る景観です。

Day 2|イムディーナ:中世に迷い込んだような古都

2日目は、マルタの旧首都**イムディーナ(Mdina)**へ。

別名「サイレントシティ(静寂の街)」。城壁に囲まれた中世の街並みが、ほぼ手付かずで残っています。

石畳の路地、限られた住民のみが暮らす静寂、城壁の上から見渡す島の全景。

正直、観光客でごった返すヴァレッタよりも、「本当に中世に迷い込んだような感覚」を味わえたのはイムディーナでした。

イムディーナで体験すべきこと

  • 城門(メインゲート)からの入り口の演出
  • 大聖堂の細部の装飾
  • 城壁の上から眺める島の地形
  • パスティッツィ(マルタの伝統スナック)を路地で食べる
  • 夕暮れ時の路地裏散策(観光客が引いた後がベスト)

ハルが6歳になった今、再訪するなら絶対にイムディーナで「中世の騎士ごっこ」をやらせたい。魚博士のハルは石壁の隙間のヤモリやトカゲにも目を輝かせるはず、と確信しています。

Day 3|スリーマ発1日クルーズ:ゴゾ島+コミノ島ブルーラグーン

3日目がハイライトでした。

スリーマ港から出る1日クルーズツアーに参加。アルコール飲み放題付きの大型船で、コミノ島のブルーラグーンとゴゾ島を巡るコースです。

クルーズで巡った3スポット

スポット見どころ滞在時間目安
コミノ島ブルーラグーン透明度抜群の浅瀬・泳げる1.5-2時間
**ゴゾ島(港) **離島の漁村風景・ランチ2-3時間
クリスタルラグーン船からの景観・断崖通過のみ

ブルーラグーンの水の色は、地中海6島の中でも別格でした。

宮古島のエメラルドグリーンとも、波照間ニシ浜のブルーとも違う、**「透明度が高すぎて船が浮いているように見える」**独特の色合い。

地中海6島で泳いだ海の中で、ベスト3に入る水質でした。

クルーズ予約の注意点(2026年最新) スリーマ発のクルーズツアーは複数の運営会社があり、料金・コース・飲食オプションが異なります。「Comino Blue Lagoon Cruise」「Gozo+Comino Day Cruise」などで検索し、出発前に公式サイトで最新スケジュールを必ず確認してください。


忘れられない一皿|ブッラータチーズのカプレーゼ

マルタ滞在中、最も印象に残った食事は、とあるレストランで食べたブッラータチーズのカプレーゼでした。

トマトの甘み、バジルの香り、そして中からとろりと溢れるブッラータの濃厚さ。

イタリア本土のカプレーゼとは違う、地中海の気候とマルタの食材が織りなす一皿。

10年経った今でも、あの味は思い出せます。

マルタで食べたい3つの料理

#料理名特徴おすすめ度
1ブッラータカプレーゼ新鮮なチーズが地中海の野菜と完璧に合う★★★★★
2パスティッツィリコッタチーズ入りのパイ・1個€1程度★★★★
3ウサギ料理(フェネック)マルタの国民食・好みが分かれる★★★

マルタはイタリア料理・地中海料理・北アフリカ料理が混ざる独自の食文化。

子連れで困ることはほぼなく、特にパスティッツィは子供のおやつとして最適でした。


【独自視点】地中海6島ランキング|子連れで再訪したい島は?

世界中の島を旅して、家族で59回の旅を重ねてきた我が家が、子連れ再訪の視点で地中海6島を本気で評価しました。

地中海6島完全比較表

海の透明度英語通用度子連れ難易度物価食事リピート意欲
マルタ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
カプリ★★★★★★★★★★★★(高い)★★★★★★★★★
ランペドゥーザ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
マヨルカ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
メノルカ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
イビサ★★★★★★★★★★★★★★★★★★

マルタが子連れ再訪No.1の理由

  • 英語が通じる安心感(子連れ最大の強み)
  • 治安が良い(EU加盟国・観光地のセキュリティ整備)
  • 島がコンパクトで移動が少ない(3日でも満足度高い)
  • レストラン・スーパーの選択肢が豊富
  • ベビーカーで巡れる遊歩道が多い

逆に、ランペドゥーザは大人だけなら最高ですが、英語がほぼ通じず、医療アクセスも限定的なので、未就学児を連れていくにはハードルが高い。

地中海最南端比較の詳細はこちら: 👉 日本最南端 vs 欧州最南端|波照間島とランペドゥーザ島

宮古島と地中海の比較視点はこちら: 👉 宮古島 vs マヨルカ島|世界最高の海はどっち?


日本からマルタへのアクセス(2026年最新)

直行便はなし|乗り継ぎ便ルート

2026年現在、日本からマルタへの直行便はありません。1回以上の乗り継ぎが必須です。

主要ルート4パターン比較

ルート経由地所要時間(往路)料金目安(往復)おすすめ度
ターキッシュエアラインズイスタンブール約18時間13-20万円★★★★★
エミレーツ航空ドバイ約21-22時間14-22万円★★★★
ルフトハンザフランクフルト約20-22時間16-25万円★★★
LOTポーランド航空ワルシャワ約21時間13-20万円★★★

2025年4月にLOTポーランド航空がマルタ就航を開始し、選択肢が広がっています。

料金相場(2026年)

  • オフシーズン(11月-3月): 往復10-15万円
  • ショルダー(4-5月、9-10月): 往復15-20万円
  • ハイシーズン(7-8月): 往復20-30万円

家族で行くなら、料金が安く気候も良い4月-5月、9月-10月が最適です。

ヨーロッパ周遊と組み合わせる場合

ローマ・ミラノからは飛行機で約1-1.5時間。

イタリア周遊と組み合わせるなら、私たちが選んだ「シチリア(パレルモ)経由→マルタ」ルートが、地中海最南端ラインを一気に押さえられて効率的です。


予算・ベストシーズン・持ち物

3日間の予算目安

項目夫婦2人3人家族(6歳子供連れ)
航空券30-50万円40-70万円
宿泊(Airbnb 3泊)4-8万円5-10万円
食事3-5万円4-7万円
観光・アクティビティ2-4万円3-5万円
移動(バス・タクシー)1-2万円1-2万円
お土産・その他1-2万円2-3万円
合計目安41-71万円55-97万円

ベストシーズン

  • 5月:気温20-25度・観光客少なめ・最もおすすめ
  • 6月:海開き・賑わい始める
  • 9月-10月:夏の余韻+価格落ち着く
  • 7-8月:暑すぎる(35度超)・観光客多い・料金最高

子連れマルタ旅の必須持ち物

アイテム理由
eSIM(Airalo等)現地SIM不要・着いた瞬間からネット使える
海外旅行保険クレカ付帯では子供分が不足するケースあり
変換プラグ(BFタイプ)マルタはイギリス式コンセント
日焼け止め・帽子地中海の日差しは強烈
薄手の長袖夜は冷えることも
ベビーカー or 抱っこ紐石畳が多いので運転技術必要
解熱剤・整腸剤現地の薬局でも買えるが、慣れたものが安心

よくある質問(FAQ)

Q1. 英語以外も通じますか?

公用語はマルタ語と英語。観光地ではイタリア語も通じます。

英語が話せれば9割の場面で困りません。

Q2. 治安はどうですか?

地中海の島々の中ではトップクラスに良好です。

ただし観光地ではスリに注意(これは欧州共通)。

Q3. 子連れで何泊がおすすめ?

最低3泊4日、ゆっくり巡るなら5泊6日が理想です。

我が家のように3日で巡る場合は、オープントップバスとクルーズツアーで効率化が必須。

Q4. クレジットカードは使えますか?

主要観光地・レストラン・スーパーではVISA/Masterが普及しています。

ただし小さな店や市場、公共交通の一部では現金(ユーロ)が必要。

Q5. チップは必要ですか?

レストランで5-10%、ホテルのポーターに€1-2程度。

サービス料が含まれている場合は不要です。

Q6. 水道水は飲めますか?

技術的には飲めますが、味が独特なのでミネラルウォーター推奨

スーパーで2Lボトルが€1以下で買えます。

Q7. ベビーカーで巡れますか?

スリーマ・ヴァレッタの主要観光地は問題なし。

ただしイムディーナの石畳や、マルタ全体の坂道は要注意。

ベビーカーよりも抱っこ紐との併用が現実的です。


まとめ|地中海6島を見た私たちが選ぶマルタの価値

地中海6島を制覇し、家族で59回の旅を重ねてきた我が家にとって、マルタ島は「子連れで再訪したい地中海の島No.1」です。

英語が通じる安心感、コンパクトな島の効率性、スリーマAirbnb拠点の快適性、そしてコミノ島ブルーラグーンの透明度。

ハネムーンで訪れた2016年から10年が経った今、6歳になったハルを連れて、もう一度あの石畳と海を見に行く日を、本気で計画しています。

世界の島を見てきた目で日本の島を語るのが私たちのスタイルですが、その逆——日本の島を知った目で、改めて地中海の島を語り直す——のも、このブログの大事な役割だと思っています。


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この記事を書いた人

harupapa

世界中の島を旅した夫婦が、6歳の息子ハルと共に
家族で59回の旅を重ねる旅ブロガー。

▼旅の実績
・宮古島10回・軽井沢9回・山中湖9回リピート
・地中海6島制覇(カプリ・マルタ・ランペドゥーザ・マヨルカ・メノルカ・イビサ)
・国家資格保有(柔道整復師)

「世界の島を見てきた目で、日本の島を語る」を
コンセプトに、6歳の息子と巡る冒険育児の記録を発信中。

Instagram: @harupapa_59trips

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