【ホテルアオカ上五島 宿泊記】ビーチ拠点として使うのが正解だった理由

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ホテルアオカ上五島は「拠点」として使うホテル

上五島・奈良尾港からタクシーで約30分、料金約6,000円で到着するホテルアオカ 上五島。チェックインは15時50分頃だった。

タクシーの運転手さんによると、このホテルは昔からある建物をリノベーション して綺麗になったとのこと。実際に調べてみると、1980年創業「上五島観光ホテル」 を全面リニューアルし、2019年12月21日に「ホテルアオカ上五島」としてオープン した施設だった。ホテル名の「アオカ」は、ホテルが位置する青方郷(あおかたごう) に由来し、この地方の方言で「あおか」は「青い」を意味するとのこと。五島列島の 青い海と青い空のイメージも込められている。外観の重厚な造りと、館内のデザイン 性の高さには、そのリノベーションのギャップがしっかり表れていた。

結論から言うと、このホテルは部屋で過ごすためというより、上五島を拠点的に 巡るための「基地」として使うのが正解だった。実際の滞在スタイルもその通りで、 部屋にいたのは主に夜、寝るためだけの時間だった。

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ロビー|五島の教会文化を感じるデザイン

チェックイン前に目を引かれたのが、ロビーの本棚と壁面装飾。「KAMI-GOTO」 という上五島の写真集や、「長崎の教会堂」という建築書、August Sanderの 写真集まで並んでおり、単なる観光ホテルではない、文化的な蓄積を感じさせる セレクトだった。

さらに壁一面には、五島の教会をモチーフにした30枚もの絵が格子状に飾られて いる。一枚一枚デザインが異なり、赤レンガ・白壁・尖塔などそれぞれの教会の 個性が描き分けられている。中でも印象に残ったのは、ドーム型の尖塔を持つ レンガ色の教会の一枚。丸窓・アーチ型の窓・十字架の先端まで丁寧に描き込まれ ていて、実物の教会を見に行く前から期待が高まる仕掛けになっていた。上五島・ 五島列島全体が教会建築の宝庫であることを、チェックインの時点で体感できる 仕掛けになっていた。

館内のラウンジスペースには薪ストーブもあり、キノコ型の丸いスツールと 円形テーブルが配置された落ち着いた空間。木の質感を活かした内装で、 リノベーションとは思えないほど洗練された雰囲気だった。ここで教会に関する 本を少し読み、翌日以降に巡る教会の予習をした。旅の準備をホテルのロビーで できるというのも、このホテルらしい過ごし方だった。

スタッフの対応|細やかなサポートが助かった

スタッフは外国の方が多かったが、対応は丁寧で助かる場面が多かった。 氷を水筒に入れてもらったり、3日目早朝の青方港行きタクシーの予約を 手配してもらったりと、細かなリクエストにもしっかり応えてくれた。 言葉の壁を感じさせない、スムーズなサポートが印象的だった。


客室|スーペリアツインで、広さ・眺望は控えめ

宿泊した部屋はスーペリアツインタイプ。ベッドが2台並ぶ落ち着いた雰囲気の 部屋だが、広さはそれほど広くなく、オーシャンビューでもない

高級リゾートホテルのような開放感を期待すると肩透かしになるかもしれないが、 今回のように「拠点として使う」前提であれば十分。ソファ・テレビ・照明など 必要な設備はひと通り揃っている。


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食事はホテルでとらず、島の店を予約

今回の滞在では、ホテル内での食事は一切していない。代わりに島内の飲食店を 事前に予約して利用した

上五島は飲食店の選択肢が限られる分、事前予約をしておくことで確実に食事に ありつける安心感がある。ホテルの食事に縛られず、島の店を巡れるのも 上五島滞在の楽しみ方の一つだ。


ランドリーはあるが、混雑には注意

滞在中に助かったのが、館内にランドリー設備があったこと。3泊4日という 日程では洗濯できる環境はありがたい。

ただし、利用したいタイミングで混雑していることが多かった。特に夕方から 夜にかけては他の宿泊客との利用が重なりやすいので、早めの時間帯に済ませて おくのがおすすめ。


ホテルアオカを拠点に、レンタカーでビーチ巡り

ホテルアオカ上五島の近くでレンタカーを借り、そこから周辺のビーチを 回るのが今回のスタイルだった。部屋で過ごす時間よりも、圧倒的にビーチで 過ごす時間の方が長かった。

上五島は公共交通機関が限られるため、レンタカーを借りてしまえば身軽に 動き回れるのが強み。ホテルはあくまで「寝る場所」、日中の主役はビーチ、 という役割分担がはっきりした滞在になった。


滞在2日目の朝|港での釣り体験

ホテル外での過ごし方として印象に残っているのが、滞在2日目の朝に港で 釣りをしたこと。この釣竿は、前日に立ち寄った居酒屋で仲良くなった常連の 方が貸してくれたもの。釣果はゼロだったが、島の人との何気ない交流が 生まれたことの方が、この朝の一番の思い出になった。

ホテルの部屋の中では味わえない、島ならではの時間の使い方だった。


こんな人におすすめ

  • 上五島のビーチや観光を拠点的に巡りたい人
  • ホテルの食事にこだわらず、島の店を開拓したい人
  • 部屋の広さや眺望より、立地・移動のしやすさを優先したい人

逆に、部屋でゆったり過ごす「ホテルステイ」を求めている場合は、期待値を 調整しておいた方がいい。ホテルアオカ上五島は「拠点」として割り切って 使うことで、上五島滞在の満足度が上がるホテルだ。

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― harupapa

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この記事を書いた人

harupapa

世界中の島を旅した夫婦が、6歳の息子ハルと共に
家族で59回の旅を重ねる旅ブロガー。

▼旅の実績
・宮古島10回・軽井沢9回・山中湖9回リピート
・地中海6島制覇(カプリ・マルタ・ランペドゥーザ・マヨルカ・メノルカ・イビサ)
・国家資格保有(柔道整復師)

「世界の島を見てきた目で、日本の島を語る」を
コンセプトに、6歳の息子と巡る冒険育児の記録を発信中。

Instagram: @harupapa_59trips

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